サービス残業が当然の世界。とにかく仕事量が多いのが悩み

現役看護師に話を聞くとよく出てくる話として「サービス残業が多い」ということがあります。病院では看護師1人当たりの仕事量がとても多く、業務が重労働であることが挙げられます。日本は財政状況が非常に厳しくなっており、医療費削減のため、病院へ国が与える医療費が少なく、結果的に病院側はコスト削減に走ります。するとどういったことが起こるでしょうか。看護師の負担が大きくなるのです。そのため、日本の医療現場では慢性的に看護師の数が不足しています。この原因には国の財政危機が強く結びついているのは間違いありません。また、これから日本はさらなる超高齢化社会に突入します。それに伴い、普通の医療機関だけではなく、介護施設などでも看護師を欲している場所は数多く存在します。このまま看護師が減ると、医療サービスをまともに受けることができない人が続出するでしょう。

 

病院側が10人の看護師を8人に減らしたとすると、2人が減った分の仕事は残りの8人で分担しなければならなくなります。こうした現状がサービス残業に繋がるのです。一般の会社でもサービス残業は問題になっています。残業代がしっかり支払われるのであれば残業をするという人も、残業代が払われないのに仕事だけさせられるというのは割に合いません。

 

現代は昔に比べて看護師が上に報告する業務の数は多くなっています。これは医療ミスの防止に過敏になった結果です。医療ミスが公になると、病院が受けるイメージダウンは計り知れません。昨今は病院の医療ミスがマスコミなどで問題視されていますから、一旦ミスが起こると、そのミスを取り戻すには相当の時間がかかります。信頼は失うのは一瞬ですが、取り戻すには莫大な時間がかかるのです。そのため、各病院では報告義務が徹底されているのです。訴訟などの問題になったとき、報告資料があれば、それは重大な証拠となりますので、医療ミス防止のために報告業務を多く行なっている病院は多いですが、そのために仕事量が増加してしまい、サービス残業を生む原因にもなっています。

 

サービス残業が多いと、看護師はストレスを多大に感じます。そういったものが少ない、もしくはほとんどない病院への転職を考えている看護師の方もいるでしょう。そんなときには遠慮せず、看護師専門の求人情報サイトに登録し、専門のエージェントサービスなどを受け、自分に合った職場を見つけることに注力してみるのも選択肢の一つです。看護師専門求人サイトは看護師に特化した求人情報を大量に保持していますし、サービス残業の有無や多さについては簡単にわかります。

 

実際に働いてみないとわからないことも多々ありますので、最終的に納得した段階で求人応募を考えるのが最適な選択と言えるでしょう。


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