キツい仕事・・・看護師だって人間!

看護師の仕事にあこがれている人も多いでしょう。白衣の天使、とはいわなくても、素敵な仕事だと思ってくれている人もたくさんいると思います。それはとてもいいことなのですが、実際、看護師の仕事というのは、本当に大変です。看護師も人間で、天使ではありません。本当に仕事がきつくって、もう、心も体もくたくたになってしまうことだってあります。

 

看護師になったひとはだれしも、きっと、白衣の天使のように、つねに笑顔をたやさない、だれにでもやさしい看護師になりたい、と思っていたと思います。それは、看護師みなの理想です。だれにでも優しく、きつさがかさんでも、それを表にださないで、患者さんにいつでも親切にしてあげられる看護師。そういった姿を思い描いて、看護師になったひとも多いのです。でも、実際には、その理想を常に追いかけるというだけでは、ダメなときもあるのです。

 

こういった、理想と現実の違いというのは、看護師だけではありません。どのような仕事であっても、それがあこがれの強い仕事であればあるほど、理想とのギャップにぶつかってしまうことでしょう。こういった理想と現実のギャップにぶつかったときに、悩んでしまうひとも多いのです。こういった中に、看護師という職業も、多く当てはまります。

 

現実として、看護師の仕事は本当にタフです。まずなにより、看護師の仕事というのは、人の命そのものに関わるものになります。人の命を預かっているという、そのプレッシャーだけを考えても、看護師の負担というのは、かなりのものなのです。また、こういった看護師の現場で、業務がかさんでしまったならば、精神的なプレッシャーに加えて、物理的なプレッシャーもかかることになります。こういった状況で、業務に余裕をもたせるためには、人手が十分にあることが不可欠です。でも、実際には、看護師の人手不足というのが、深刻な問題になっています。

 

看護師の人手不足は、いまにはじまったことではありません。さまざまな医療機関で、優秀な看護師が不足しています。こういった状況において、看護師我足りなくなったとしても、患者さんの数が減るというわけではありません。そうなると必然的に、看護師ひとりに対しての、患者さんの数は多くなってきます。看護師にとって、常に加重労働といったような状況になってしまっているのです。こういった状況において、仕事がきつくて、看護師をやめてしまう人もでてきます。そうなると、さらに、残っている看護師にとって、きつい状況になっていくのです。まさに、マイナスのスパイラルといえるでしょう。

 

こういった看護師の不足は、夜勤にも、休みにも影響してきます。じゅうぶんな休みをとれないという状況は、だれにとってもつらい状況です。そういったなかで、看護師不足の現実において、休みの日がとれない、夜勤ばかり、といった看護師が出て来てしまうのです。そういった看護師が、人の命を守る仕事にあたるというのは、とても大変です。人数がたりない状況で、仕事がかさみ、自分で自分をチェックするしかない状況において、看護師の体力的な問題で、ミスが起きてしまう可能性だってあるのです。

 

このような肉体的、精神的プレッシャーが、看護師にはおきているのが現実です。こういったプレッシャーとうまくつきあっている看護師もいます。でも、このようなプレッシャーの中で、理想と違う自分の姿に、さらに自己嫌悪に陥ってしまう場合もあるのです。このような看護師が、鬱病になってしまったりします。でも、けしてそれは、その看護師が弱いというわけではないのです。転職というのも、ひとつの道です。けして逃げではありません。


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